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2026.07.21
昨日の米国市場は、中東情勢を巡る警戒感と主要企業決算を控えた様子見姿勢が重しとなり、主要株価指数は下落した。ダウ工業株30種平均は51,839.26ドルで前日比0.59%安、S&P500種は7,443.28で0.19%安、ナスダック総合は25,508.07で0.05%安となった。米イラン情勢を背景に原油価格は上昇し、ブレント原油は1バレル89.22ドルで取引を終えた。一方、前週に大きく売られた半導体株には買い戻しも入り、フィラデルフィア半導体株指数は0.6%高となった。為替市場では、ドル指数が100台後半で推移し、ドル円は162円台半ばで推移している。原油高によるインフレ警戒から米10年債利回りは4.59%台で高止まりしており、ドル円は162円台を維持できるかが焦点となりそうだ。
欧州市場は、中東情勢への警戒感と原油高を受けて投資家心理が慎重となり、株式市場は小幅に下落した。STOXX600は639.6ポイントで前営業日比0.30%安となった。セクター別では、原油高を受けてエネルギー株が0.98%高となった一方、旅行・レジャー株は0.95%安となり、燃料費上昇や地政学リスクへの警戒感が重しとなった。テクノロジー株は0.13%高と小幅に反発したものの、AI関連株の割高感や主要ハイテク企業の決算を控えた警戒感は残っている。為替市場では、ユーロドルは1.14ドル台前半、ポンドドルは1.34ドル台半ばで推移している。本日はユーロ圏とドイツのZEW景況感調査が予定されており、欧州時間は景況感の改善がユーロドルの下支えにつながるかを見たいところだ。
本日の指標は、17:30に香港6月消費者物価指数(CPI)、18:00にユーロ圏7月ZEW景況感調査、ドイツ7月ZEW景況感調査(期待指数)が予定されている。香港CPIは前年比2.2%が見込まれており、前回の2.0%から伸びがやや強まるかが確認される。ドイツZEW期待指数は17.5と、前回の10.5から改善が予想されており、ユーロ圏景況感調査も欧州景気の先行き判断材料となる。米国の主要指標は少ないため、NY時間は中東情勢と原油価格、米金利の動きをにらみながら、ドル円とユーロドルの方向感を見極めたい。
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