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2026.08.28
昨日の米国市場は、NVIDIA(エヌビディア)の市場予想を上回る決算と強気な業績見通しを受けてハイテク株を中心に買いが広がり、ダウ平均は0.20%高の53,569.44ドル、S&P500は0.72%高の7,730.99、ナスダック総合は1.57%高の26,541.35で取引を終えた。エヌビディア株は8.7%上昇した。前週分の米新規失業保険申請件数は20.3万件と予想の20.8万件を下回り、前回値は20.6万件から20.7万件へ上方修正された。雇用市場の底堅さが意識されるなか、ドル指数は99.18付近と約1週間ぶりの高値圏で推移している。ドル円は159.11~159.54円付近の約43銭幅で推移し、159.32円付近で引けた。本日東京時間には159.56円付近まで上昇しており、159.30円付近が下値支持、159.55~159.60円付近が上値抵抗として意識されそうだ。ウォーシュFRB議長の講演を前に、同価格帯を上抜けられるか見極めたい。
欧州市場は、フランスの財政運営と2027年大統領選を巡る不透明感が重しとなり、STOXX 600が0.70%安の651.85で取引を終えた。フランスのCAC40は1.70%下落した一方、ドイツのDAXは0.30%上昇した。欧州中央銀行(ECB)が公表した7月理事会の議事要旨では、今回の据え置きを利上げ局面の終了とみなすべきではなく、物価見通しが大幅に改善しない限り追加利上げが必要になる可能性が示された。ただし、9月会合での利上げを事前に決めたものではなく、経済データを確認しながら判断する姿勢も維持された。ユーロドルは1.1637~1.1663ドル付近の約26pips幅で推移し、1.1651ドル付近で引けた。本日は1.1640ドル台で推移しており、1.1635~1.1640ドル付近が下値支持、1.1660~1.1665ドル付近が上値抵抗として意識されそうだ。フランスの政治・財政情勢への警戒が続くなか、前日レンジ内で方向感を探る展開となるか注目したい。
本日の指標は、15:45に発表された仏・4-6月期GDP改定値が前期比0.0%となり、速報値と市場予想の0.2%を下回った。同時に発表された仏・8月消費者物価指数では、EU基準の前年比上昇率が前月の2.4%から2.7%へ加速した。16:55には独・8月失業者数と失業率、18:00にはユーロ圏・8月経済信頼感が発表される。21:30にはカナダ・4-6月期GDPと6月月次GDPが予定され、四半期GDPは前期比年率3%台へ持ち直すとの見方が出ている。22:45には米・8月シカゴ購買部協会景気指数、23:00には米・8月ミシガン大学消費者態度指数・確報値が発表され、同時刻にジャクソンホール経済政策シンポジウムでウォーシュFRB議長が基調講演を行う。カナダGDPを受けたカナダドルの反応と、ウォーシュ議長の金融政策やインフレに関する発言を受けた米金利およびドル円の振れに注意したい。
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