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2026.09.01
昨日の米国市場は、中東情勢の緊迫化を受けた原油高とインフレ再加速への警戒から主要3指数がそろって下落し、ダウ平均は0.70%安の53,185.90ドル、S&P500は0.33%安の7,686.14、ナスダック総合は0.12%安の26,370.89で取引を終えた。ブレント原油が2%以上上昇して90ドル台に乗せ、米10年債利回りも上昇した一方、ドル指数は0.24%安の99.43付近となった。ベッセント米財務長官が日本政府と日銀による対応で円高が進むとの見方を示したことも円買いを促し、ドル円は160.24円付近から159.47円付近までの約77銭幅で推移した後、159.75円付近で引けた。本日は159円後半で推移しており、159.45~159.50円付近が下値支持、160.00~160.25円付近が上値抵抗として意識されるなか、160円を挟んだ値動きを見極めたい。
欧州市場は、独・8月消費者物価指数の上昇と欧州金利の上昇が株価の重しとなり、STOXX 600が0.6%安の651.1で取引を終えた。独DAXは1.2%下落した。独CPIは前年比2.9%と前月の2.8%から加速したものの、市場予想を下回った。食品とエネルギーを除くコア指数は前年比2.4%で前月から変わらず、物価上昇が広範囲に波及しているとの警戒はやや和らいだ。ユーロドルはドルが前週末の上昇から反落したことを受け、1.1578ドル付近から1.1621ドル付近まで上昇し、1.1617ドル付近で引けた。前日レンジは約43pipsとなり、本日は1.1600ドル台で推移している。1.1575~1.1580ドル付近が下値支持、1.1620~1.1630ドル付近が上値抵抗として意識されるなか、短期的な戻りが続くか注目したい。
本日の指標は、16:30にスイス・8月製造業購買担当者景気指数(PMI)が発表され、前回の53.2から54.0への上昇が予想されている。16:50から17:30にかけては仏・独・ユーロ圏・英の8月製造業PMI改定値が発表される。18:00にはユーロ圏・8月消費者物価指数(HICP、速報値)と7月失業率が予定され、HICPは前年比3.3%と前回の2.9%から加速し、コア指数は前年比2.5%で横ばいとなる見通しだ。22:45には米・8月製造業PMI改定値、23:00には米・8月ISM製造業景況指数と7月雇用動態調査(JOLTS)求人件数が発表される。ISM製造業景況指数は前回の55.6から55.2、JOLTS求人件数は前回の735.9万件から733.2万件への低下が予想されている。ユーロ圏の物価動向と米製造業・労働需要の結果を受けたユーロドルおよびドル円の振れに注意したい。
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