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2026.07.20
昨日の米国市場は、日曜日で通常取引がなかったため、前週末の米国市場では半導体株の売りが広がり、主要株価指数は下落した。ダウ工業株30種平均は前営業日比0.77%安、S&P500種は1.01%安、ナスダック総合は1.40%安となった。フィラデルフィア半導体株指数は7月に入って18%超下落し、6月高値から20%超下げるなど、AI関連株への過熱感が意識されやすい地合いとなっている。一方、米イラン情勢の緊張を背景に原油価格は上昇し、ブレント原油は週明けのアジア時間に90ドル台へ乗せた。為替市場では、ドル円が162円台前半から半ばで推移しており、地政学リスクによるドル買いと、米利上げ観測後退によるドルの上値の重さが交錯している。本日は米6月景気先行指標総合指数が予定されており、ドル円が162円台を維持できるかを見極めたい。
欧州市場は、前週末に世界的なテクノロジー株売りと中東情勢への警戒感が重しとなり、株式市場は下落した。STOXX600は641.53ポイントで前営業日比0.34%安となり、テクノロジー株は週間で3.27%安と大きく下げた。中東情勢を背景とした原油高は、インフレ再燃や企業収益への圧迫要因として意識されやすく、今週予定されているECB理事会を前に、投資家は慎重姿勢を強めている。為替市場では、ユーロドルは1.14ドル台前半、ポンドドルは1.34ドル台半ばで推移している。本日はユーロ圏5月建設支出が予定されているが、重要度は高くないため、欧州時間は原油価格やリスク許容度の変化を受けてユーロドルが1.14ドル台を維持できるかを見たいところだ。
本日の指標は、18:00にユーロ圏5月建設支出、21:30にカナダ6月消費者物価指数(CPI)、23:00に米国6月景気先行指標総合指数が予定されている。カナダCPIは前月比-0.2%、前年比2.9%が見込まれており、前回の前年比3.2%から鈍化するかが焦点となる。米景気先行指標総合指数は前月比-0.1%が予想されており、米景気の先行きに対する見方がドル円の方向感に影響しやすい。週明けは経済指標の数が限られる一方、中東情勢と原油価格が市場心理を左右しやすく、NY時間はカナダCPIを受けたカナダドル、米景気先行指標を受けた米金利とドル円の反応を見極めたい。
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