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2026.06.30
昨日の米国市場は、米イラン情勢の緊張緩和や大型テック株の買い戻しを背景に、主要株価指数がそろって上昇した。ダウ工業株30種平均は52,182.74ドルで前日比0.59%高となり、過去最高値を更新した。S&P500種は7,440.43で1.18%高、ナスダック総合は25,820.14で2.07%高となった。スペースXがナスダック100に採用される見通しを受けて上昇したほか、アルファベットもダウ構成銘柄入りを材料に買われ、テクノロジー関連株が相場を支えた。為替市場では、米景気の底堅さとインフレ圧力を背景に米利上げ観測が意識され、ドルは底堅い推移となっている。ドル円はアジア時間に162.40円台まで上昇し、1986年以来の円安水準に接近した。162円台では日本当局による円買い介入への警戒感が一段と強まりやすく、米JOLTSや消費者信頼感を受けてドル高基調が続くかを見極めたい。
欧州市場は、米イラン情勢の緊張緩和をにらみながらも、テクノロジー株の反発が支えとなり、株式市場は小幅に上昇した。STOXX600は前営業日比0.1%高となり、テクノロジー株指数は1.2%上昇した。一方、建設関連株の下落が上値を抑え、欧州株全体では方向感が出にくい展開となった。ECBを巡っては、ラガルドECB総裁がユーロ圏経済の耐性に言及し、追加利上げを巡る思惑も残っている。為替市場では、ドル高の影響を受けつつもユーロドルは1.14ドル台を回復しており、本日のフランスCPI速報値やドイツCPI速報値、ドイツ雇用統計を受けて、ユーロが下げ渋れるかを見たいところだ。
本日の指標は、15:45にフランス6月消費者物価指数(CPI)速報値、16:00にスイス6月KOF景気先行指数、16:55にドイツ6月失業者数と失業率、21:00にドイツ6月消費者物価指数(CPI)速報値、21:30にカナダ4月月次国内総生産(GDP)、22:00に米国4月ケース・シラー住宅価格指数、22:45に米国6月シカゴ購買部協会景気指数、23:00に米国6月消費者信頼感指数と5月雇用動態調査(JOLTS)求人件数が予定されている。特に米JOLTS求人件数は730.0万件、米消費者信頼感指数は94.4が見込まれており、米雇用・消費者心理を確認する材料となりやすい。欧州時間はドイツCPIを受けたユーロの反応、NY時間は米指標を受けてドル円が162円台を維持するかを見極めたい。
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