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2026.08.10
前営業日の米国市場は、ダウ平均が0.28%、S&P500が0.62%、ナスダック総合指数が1.30%上昇し、S&P500は過去最高値で取引を終えた。7月非農業部門雇用者数は2.3万人減と市場予想の8.0万人増を大幅に下回り、前月までの雇用者数も下方修正された。失業率は4.2%から4.1%へ低下したものの、弱い雇用者数を受けて9月の利上げ観測が後退し、米国債利回りとドルは下落した。ドル円は雇用統計後に一時156.68円まで下落したが、10日のアジア時間には158円台へ戻している。上値では158.50円付近、下値では157.50円付近が意識されるか確認したい。
欧州市場は、STOXX600が0.3%上昇して660.25ポイントとなり、4営業日連続で過去最高値を更新した。テクノロジー株は1.9%、ヘルスケア株は1.2%上昇し、好調な企業決算に加えて、弱い米雇用統計を受けた米利上げ観測の後退も株価を支えた。為替市場ではドル安を背景にユーロドルが1.1560ドル台まで上昇し、10日のアジア時間も1.15ドル台半ばで推移している。1.1600ドル付近が上値抵抗、1.1500ドル付近が下値支持として意識されるか見極めたい。
本日の指標は、08:50に日本の6月国際収支が発表され、経常収支は923億円の赤字と、市場予想の1兆5,120億円の黒字に反して17カ月ぶりの赤字となった。14:00には7月景気ウォッチャー調査が発表され、現状判断DIは前回の44.0から45.7、先行き判断DIは45.7から45.8へ上昇した。米雇用統計後に後退した利上げ観測と、本日の国内指標を消化しながら、ドル円が158円台で戻りを維持できるか見極めたい。
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