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2026.09.11
昨日の米国市場は、主要株価3指数がそろって下落した。ダウ平均は0.60%安の52,064.10ドル、S&P500は0.58%安の7,591.70ポイント、ナスダック総合は0.65%安の26,081.72ポイントで終了した。米8月PPIを受けて次週の利上げ観測が強まったほか、中東情勢の緊迫化によってブレント原油が107.63ドル、WTI原油が102.48ドルまで急騰し、インフレ長期化への警戒が株価の重しとなった。米10年債利回りも5%目前まで上昇しており、本日のCPIを前に金利上昇への警戒が続いている。
欧州市場は、ECBの追加利上げと金利上昇を受けて下落した。STOXX600は0.7%安の635.97ポイントと約2カ月ぶりの安値となった。ECBは政策金利を25bp引き上げて2.50%とし、インフレが長期間にわたり目標を上回るとの見通しを示したことで、ドイツ10年債利回りは2011年以来の高水準へ上昇した。原油高によるエネルギー価格上昇も金融引き締め長期化への警戒につながっている。本日は英国の生産・貿易指標が予定されており、ポンドを含む欧州通貨への反応にも注意したい。
本日の指標は、15:00に英国7月鉱工業生産、製造業生産指数、商品貿易収支、貿易収支が発表される。鉱工業生産は前月比-0.2%、前年比0.2%、製造業生産は前月比0.2%が市場予想となっている。21:30には米国8月CPIが発表され、総合指数は前月比0.4%、前年比3.4%、コア指数は前月比0.2%、前年比2.4%が予想されている。23:00には米国9月ミシガン大学消費者態度指数・速報値とラガルドECB総裁の発言も予定される。英国指標に加え、米CPIが次週のFOMCに向けた利上げ観測をどの程度動かすか注目したい。
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