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2026.09.10
昨日の米国市場は、主要株価3指数がそろって下落した。ダウ平均は0.77%安の52,381.02ドル、S&P500は0.48%安の7,636.46ポイント、ナスダック総合は0.64%安の26,253.34ポイントで終了した。中東情勢の緊迫化を背景にブレント原油が100ドルを突破し、エネルギー価格を通じたインフレ長期化への警戒が株式市場の重しとなった。米10年債利回りも4.84%近辺へ上昇し、2023年11月以来の高水準を付けている。一方、エネルギー株は上昇しており、原油高の影響によって業種間で明暗が分かれた。本日の米PPIを前に、インフレと金融政策を巡る警戒が続いている。
欧州市場は、原油高と金利上昇への警戒から下落した。STOXX600は1.4%安の640.41ポイントと約1カ月ぶりの安値となり、英FTSE100も1.31%安の10,670.06ポイントまで下落した。エネルギー株は堅調だったものの、それ以外の幅広いセクターに売りが広がった。原油価格の上昇によってユーロ圏でも物価圧力が長引くとの警戒が高まり、本日のECB理事会では25bpの追加利上げが広く見込まれている。一方、ユーロドルは1.16ドル台を維持しており、ECBの金融引き締め観測がユーロの下支えとなった。
本日の指標は、15:00にドイツ8月CPI改定値、20:00にトルコ中銀政策金利、21:15にECB政策金利が発表される。21:30には米国8月PPI、コアPPI、新規失業保険申請件数が予定され、21:45にはラガルドECB総裁が記者会見を行う。23:00には米国8月中古住宅販売件数が発表され、年率換算398万件、前月比-1.6%が予想されている。原油が100ドルを上回るなか、ECBと米物価指標を受けてインフレ・金利見通しがどう変化するか注意したい。
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