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東京CPI通過後、米消費者心理でドル円の上値を見極める展開

東京CPI通過後、米消費者心理でドル円の上値を見極める展開

東京CPI通過後、米消費者心理でドル円の上値を見極める展開

2026.06.26

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今後の主な経済指標

  1. 1 日本6月東京都区部消費者物価指数(CPI)
  2. 2 米国6月ミシガン大学消費者態度指数・確報値

昨日の米国市場は、米5月個人消費支出(PCE)デフレーターが前年比4.1%と市場予想に一致し、前月比では0.4%上昇にとどまったことで、追加利上げ観測がやや後退した。米1-3月期国内総生産(GDP)確定値は年率換算で2.1%増へ上方修正され、米景気の底堅さも意識された一方、個人消費の伸びは0.5%に下方修正され、消費の勢いには慎重な見方も残った。株式市場では、ダウ工業株30種平均が51,920.62ドルで前日比0.14%高となった一方、S&P500種は7,357.49で0.01%安、ナスダック総合は25,358.60で0.46%安となった。為替市場では、ドル指数が101.4台へ低下し、ドル円は161円台後半で推移している。162円付近では日本当局による円買い介入への警戒感が強まりやすく、米消費者心理を受けてドル高基調が再び強まるかを見極めたい。

欧州市場は、ヘルスケア株や半導体関連株の上昇が支えとなり、株式市場が上昇した。STOXX600は640.21で前日比0.8%高となり、過去最高値で取引を終えた。ヘルスケア株が相場を支えたほか、MicronやQualcommの見通しを受けて半導体関連株にも買いが入った。一方、米インフレ率は依然として高く、FRBとECBの追加利上げ観測は完全には後退していない。為替市場では、ドルの上昇一服を受けてユーロドルは1.13ドル台後半、ポンドドルは1.31ドル台後半で推移している。本日は欧州の主要イベントは限られるものの、昨日発表されたドイツGfK消費者信頼感やフランス消費者信頼感を受けて、ユーロの動向を見たいところだ。

本日の指標は、08:30に日本の6月東京都区部消費者物価指数(CPI)が発表された。生鮮食品を除くコアCPIは前年比1.6%と市場予想に一致し、前回の1.3%から伸びが加速した。今後は、21:00にメキシコ5月貿易収支、21:30に米国5月卸売在庫、23:00に米国6月ミシガン大学消費者態度指数・確報値が予定されている。米ミシガン大学消費者態度指数は50.0が見込まれており、速報値の48.9から改善するかが焦点となりやすい。NY時間は米消費者心理を受けたドルの反応と、ドル円が161円台後半を維持できるかを見極めたい。

水島 新吾(みずしま・しんご)

著者:水島 新吾(みずしま・しんご)

著者:水島 新吾(みずしま・しんご)

エネルギー商社の現地法人から外資系投資銀行への転職を機に金融の世界へ。香港、シンガポール、ロンドンで債券トレーダーとして長くキャリアを重ねる。現在は、独立系ファンドのアドバイザーを務めつつ、為替から株式、債券、商品まで幅広く手がける。ファンダメンタル分析に重きを置いた手堅いトレードが身上。

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