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2026.06.22
前営業日の米国市場は、米イラン協議や米利上げ観測が引き続き意識された。週明けの市場では、米国とイランが最終合意に向けた工程表で合意したことを受け、原油価格が下落し、インフレ警戒はいったん和らいだ。一方で、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ観測は根強く、米2年債利回りは2025年初め以来の高水準に上昇している。為替市場ではドル指数が100.9付近で底堅く推移し、ドル円は161円台半ばまで上昇した。161円台では日本当局による円買い介入への警戒感が強まりやすく、161.00円台を維持するか、介入警戒で上値を抑えられるかを見極めたい。
欧州市場は、先週末に米イラン協議の不透明感や鉱業株安が重しとなり、株式市場が小幅に下落した。STOXX600は前営業日比0.2%安となったものの、週間では0.4%高を維持した。欧州中央銀行(ECB)では、レーンECB専務理事兼チーフエコノミストが、ユーロ圏経済はやや高い金利に耐えられる可能性を示しており、追加引き締めを巡る思惑も残っている。為替市場では、ドル高の影響を受けてユーロドルは1.14ドル台半ば、ポンドドルは1.32ドル台前半で推移している。本日はラガルドECB総裁発言とユーロ圏6月消費者信頼感が予定されており、ユーロドルが1.1450ドル付近を維持できるかを見たいところだ。
本日の指標は、21:30にカナダの5月消費者物価指数(CPI)、22:00にラガルドECB総裁発言、23:00にユーロ圏6月消費者信頼感・速報値が予定されている。カナダCPIは前月比0.8%、前年比3.0%が見込まれており、前回から物価上昇率が加速するかが焦点となりやすい。ユーロ圏消費者信頼感は-17.8と前回の-19.0から改善が見込まれている。米国の主要指標は少ないものの、米利上げ観測を背景としたドル高が続くか、欧州時間はラガルドECB総裁発言、NY時間はカナダCPIを受けたカナダドルの反応を見極めたい。
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