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2026.06.09
昨日の米国市場は、前週末の下落からテクノロジー株や半導体株が持ち直し、主要株価指数はまちまちで取引を終えた。ダウ工業株30種平均は50,786.01ドルで前日比0.2%安となった一方、S&P500種は7,405.73で0.3%高、ナスダック総合は25,929.66で0.9%高となった。半導体関連株の反発が相場を支えたものの、中東情勢や米金利上昇への警戒感は残っている。為替市場では、米利上げ観測や地政学リスクを背景にドルが底堅く推移し、ドル指数は100台前半まで上昇した。ドル円は160.00円付近、ユーロドルは1.15ドル台前半で推移しており、ドル円は160.00円台で日本当局の円買い介入への警戒感が強まりやすく、158円台後半が下値支持として意識されやすい。
欧州市場は、原油価格の上昇が一服するなかで方向感を欠き、株式市場は小幅に下落した。STOXX600は621.73で前日比0.2%安となり、イタリア銀行株の再編観測が個別材料として意識された一方、化学株や一部景気敏感株には売りも出た。中東情勢の不透明感は引き続き残っており、エネルギー価格を通じたインフレ圧力への警戒感も続いている。ユーロドルは1.15ドル台前半で上値の重い展開となっており、1.15ドル付近を維持できるかが焦点となりそうだ。本日はドイツの鉱工業生産と貿易収支を受けて、ユーロ圏景気の減速懸念がどの程度意識されるか見極めたい。
本日の指標は、15:00にドイツの4月鉱工業生産と4月貿易収支、18:30に南アフリカの第1四半期GDP、21:00にメキシコの5月消費者物価指数(CPI)、21:30に米国の4月貿易収支とカナダの4月貿易収支、23:00に米国の5月中古住宅販売件数と4月卸売売上高が予定されている。ドイツ4月鉱工業生産は前月比0.4%、前年比-1.1%が見込まれており、欧州景気の底堅さを確認する材料となる。米国4月貿易収支は-564億ドルが予想されており、輸出入動向やドル高の影響が意識されやすい。NY時間は米貿易収支と中古住宅販売件数を受けて、ドル円が160.00円付近で上値を抑えられるか注目したい。
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