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2026.07.14
昨日の米国市場は、中東情勢の再緊張を受けた原油高とAI関連株への売りが重しとなり、主要株価指数は下落した。S&P500種は前日比0.79%安、ナスダック総合は1.55%安、ダウ工業株30種平均は0.26%安となった。米国とイランを巡る緊張が再び強まり、ブレント原油は前日に9.6%上昇したことで、インフレ再加速や米利上げ観測が意識されやすくなっている。為替市場では、ドル指数が101台前半で底堅く推移し、ドル円は162円台前半から半ばで推移している。162円台では日本当局による円買い介入への警戒感が残る一方、米6月CPIの結果次第では米金利とドルの方向感が大きく変わりやすい。市場予想では、米CPIは前月比-0.1%、前年比3.8%、コアCPIは前月比0.2%、前年比2.8%が見込まれており、ドル円が162円台を維持できるかを見極めたい。
欧州市場は、中東情勢の緊張再燃と原油高を受けて投資家心理が悪化し、株式市場は上値の重い展開となった。STOXX600は641.01ポイントでほぼ横ばいとなり、エネルギー株は原油高を受けて上昇した一方、旅行・レジャー株や防衛関連株には売りが出た。テクノロジー株も半導体関連の弱さを受けて軟調に推移しており、欧州株全体ではリスク回避姿勢が意識されやすい。為替市場では、ユーロドルは1.13ドル台後半、ポンドドルは1.33ドル台半ばで推移している。本日はドイツとフランスの6月消費者物価指数(CPI)改定値、ベイリーBOE総裁発言が予定されており、欧州時間は物価指標と英中銀総裁発言を受けて、ユーロドルとポンドドルの上値が重くなるかを見たいところだ。
本日の指標は、13:30に日本5月鉱工業生産確報値と設備稼働率、15:00にドイツ6月卸売物価指数(WPI)、15:30にスイス6月生産者輸入価格、17:45にベイリーBOE総裁発言、21:30に米国6月消費者物価指数(CPI)とコアCPI、23:00にウォーシュFRB議長の議会証言、29:00に米国5月対米証券投資が予定されている。米CPIは前月比-0.1%、前年比3.8%、コアCPIは前月比0.2%、前年比2.8%が見込まれており、インフレ鈍化が確認されるかが焦点となる。中東情勢と原油高がインフレ警戒を強めるなか、NY時間は米CPIとウォーシュFRB議長の議会証言を受けた米金利、ドル円の反応を見極めたい。
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