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2026.07.10
昨日の米国市場は、半導体株を中心に買い戻しが入り、主要株価指数は上昇した。S&P500種は7,543.66で前日比0.81%高、ナスダック総合は26,206.89で1.30%高、ダウ工業株30種平均は52,487.41ドルで0.27%高となった。フィラデルフィア半導体株指数は3.06%高となり、Micron TechnologyがAI関連需要を見込んだ米国内投資計画を示したことも支えとなった。一方、中東情勢を巡る警戒感は残っており、原油価格や米金利の動向には引き続き注意が必要となる。為替市場では、ドル円が162円台前半から半ばで推移しており、162円台後半に近づく場面では日本当局による円買い介入への警戒感が強まりやすい。本日は米国の主要指標が限られるため、ドル円は162円台を維持できるかを見極める展開となりそうだ。
欧州市場は、テクノロジー株や資源関連株への買い戻しが支えとなり、株式市場は反発した。STOXX600は640.88ポイントで前営業日比0.8%高となり、3営業日ぶりに上昇した。セクター別ではテクノロジー株や資源株が買われ、AI関連需要への期待から半導体関連株にも買いが入った。一方、ユーロ圏ではインフレ率がECB目標の2%を上回る状況が続いており、追加利上げを巡る見方はなお揺れやすい。為替市場では、ユーロドルは1.14ドル台前半、ポンドドルは1.33ドル台後半で推移している。本日はドイツとフランスの6月消費者物価指数(CPI)改定値が予定されており、欧州時間は物価指標を受けてユーロの上値が重くなるのか、下値が支えられるのかを見たいところだ。
本日の指標は、15:00にドイツ6月消費者物価指数(CPI)改定値、15:45にフランス6月消費者物価指数(CPI)改定値、16:00にスイス6月SECO消費者信頼感指数とトルコ5月鉱工業生産、21:00にメキシコ5月鉱工業生産、21:30にカナダ6月新規雇用者数、6月失業率、5月住宅建設許可件数が予定されている。ドイツCPIは前月比-0.3%、前年比2.3%、フランスCPIは前月比-0.2%、前年比1.8%が見込まれている。カナダ新規雇用者数は1.00万人増、失業率は6.6%が予想されており、北米時間はカナダドルの反応にも注意したい。週末を控えて積極的な方向感は出にくい可能性もあるが、欧州時間は物価指標、NY時間はカナダ雇用統計を受けた通貨の動きを見極めたい。
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