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2026.07.08
昨日の米国市場は、AI関連株への警戒感が再び強まり、半導体株を中心に売りが広がった。S&P500種は7,503.85で前日比0.45%安、ナスダック総合は25,818.69で1.16%安、ダウ工業株30種平均は52,925.15ドルで0.25%安となった。Samsungの好決算見通しが高い市場期待を満たせなかったことをきっかけに、MicronやSandiskなど半導体関連株が下落し、フィラデルフィア半導体株指数も4.65%安となった。為替市場では、中東情勢を巡る警戒感や原油高を背景にドルが底堅く推移し、ドル円は161円台後半から162円台半ばで推移している。米5月貿易赤字は776億ドルと市場予想の785億ドルをやや下回ったものの、AI投資に関連した資本財輸入の増加が意識された。本日はFOMC議事要旨を控えており、ドル円が162円台を維持できるか、介入警戒から上値を抑えられるかを見極めたい。
欧州市場は、世界的なテクノロジー株売りが重しとなり、株式市場が下落した。STOXX600は646.29で前営業日比0.7%安となり、前日に付けた過去最高値から反落した。セクター別ではテクノロジー株指数が3.6%安となり、ASMLなど半導体関連株の下落が目立った。NATO関連の防衛支出拡大への思惑は残ったものの、防衛関連株も利益確定売りに押される場面があった。為替市場では、ユーロドルは1.14ドル台前半、ポンドドルは1.33ドル台半ばで推移している。本日の欧州指標はフランス5月経常収支に限られるため、欧州時間は中東情勢や米金利動向をにらみながら、ユーロドルが1.14ドル付近を維持できるかを見たいところだ。
本日の指標は、14:00に日本6月景気ウォッチャー調査が発表され、現状判断DIは44.0、先行き判断DIは45.7となった。今後は15:45にフランス5月経常収支、20:00に米国MBA住宅ローン申請指数、23:00に米国5月卸売売上高、27:00に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨、28:00に米国5月消費者信用残高が予定されている。米卸売売上高は前月比0.8%、消費者信用残高は175.0億ドルが見込まれている。主要材料はFOMC議事要旨となり、FRB内のインフレ認識や利上げに対する温度感が確認されやすい。NY時間は議事要旨を受けた米金利とドルの反応を確認しつつ、ドル円が162円台で底堅さを維持できるかを見極めたい。
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