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2026.07.07
昨日の米国市場は、AI関連株への買い戻しが相場を支え、S&P500種とナスダック総合が大きく上昇した。S&P500種は7,537.43で前日比0.72%高、ナスダック総合は26,121.16で1.12%高、ダウ工業株30種平均は53,055.91ドルで0.29%高となった。大型半導体株が上昇し、フィラデルフィア半導体株指数も2.2%高となるなど、前週に売られたハイテク株の一角に買いが戻った。一方、米6月ISM非製造業景況指数は54.0と前回の54.5から低下し、サービス業の拡大ペースにはやや鈍化も見られた。為替市場では、ドルは底堅く推移し、ドル円は161円台後半から162円付近で推移している。162円台では日本当局による円買い介入への警戒感が強まりやすく、本日の米貿易収支を受けてドル円が節目付近で方向感を出せるかを見極めたい。
欧州市場は、前週までの上昇を受けた利益確定売りが重しとなり、株式市場は下落した。STOXX600は一時654.44ポイントまで上昇して過去最高値を付けたものの、終値では650.50ポイントと前営業日比0.35%安となった。旅行関連株の一部には個別材料を受けた買いが入った一方、全体としては高値圏で上値の重さも意識された。為替市場では、ユーロドルは1.14ドル台前半、ポンドドルは1.33ドル台前半で推移している。本日はドイツ5月鉱工業生産、フランス5月貿易収支、英国・カナダ・米国の貿易収支が予定されており、欧州時間はドイツ鉱工業生産を受けてユーロの下値が支えられるかを見たいところだ。
本日の指標は、14:00に日本5月景気先行指数(CI)速報値と景気一致指数(CI)速報値、15:00にドイツ5月鉱工業生産、15:45にフランス5月貿易収支、21:30に米国5月貿易収支とカナダ5月貿易収支、23:00にカナダ6月Ivey購買部協会指数が予定されている。ドイツ鉱工業生産は前月比0.1%、前年比-0.6%、米貿易収支は785億ドルの赤字が見込まれている。主要な米雇用・物価指標に比べると材料の強さは限られるものの、ドル円が162円付近で上値を試すのか、介入警戒から伸び悩むのかを見極めたい。
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