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2026.06.10
昨日の米国市場は、ハイテク株への売りが再び強まり、主要株価指数はまちまちで取引を終えた。ダウ工業株30種平均は50,872.11ドルで前日比0.17%高となった一方、S&P500種は7,386.65で0.26%安、ナスダック総合は25,678.82で0.97%安となった。米国とイランの軍事的緊張が再び意識されたほか、本日の米5月消費者物価指数(CPI)を控えてインフレ警戒も残っている。為替市場ではドルが底堅く推移し、ドル円は160.30円台で推移している。160.00円付近では日本当局による円買い介入への警戒感が強まりやすく、同水準を維持できるかが焦点となりそうだ。
欧州市場は、中東情勢を巡る警戒感が残るなか、商品関連株やテクノロジー株が重しとなり、株式市場が下落した。STOXX600は618.64で前日比0.5%安となり、鉱業株やエネルギー株の下落が目立った。一方、ECBは今週の理事会で0.25%の利上げに踏み切るとの見方が残っており、インフレ対応と景気減速懸念のバランスが意識されている。為替市場ではドル高基調を受け、ユーロドルは1.15ドル台半ば、ポンドドルは1.33ドル台後半で推移している。ユーロドルは1.1500ドル付近を維持できるかを見たいところだ。
本日の指標は、08:50に日本の5月国内企業物価指数、10:30に中国の5月生産者物価指数(PPI)と消費者物価指数(CPI)が発表された。日本の国内企業物価指数は前年比6.3%と予想の5.6%を上回り、中国PPIは前年比3.9%、中国CPIは前年比1.2%となった。今後は20:00に米MBA住宅ローン申請指数、21:30に米5月消費者物価指数(CPI)とコアCPI、22:45にカナダ銀行政策金利、27:00に米5月月次財政収支が予定されている。特に米CPIは前年比4.2%、コアCPIは前年比2.9%が見込まれており、カナダ銀行は政策金利を2.25%で据え置くとの見方が多い。NY時間は米CPIを受けて、ドル円が160.00円台を維持できるかに注目したい。
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