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2026.07.16
昨日の米国市場は、米6月卸売物価指数(PPI)が市場予想を下回り、インフレ鈍化への見方が強まったことで主要株価指数は上昇した。ダウ工業株30種平均は前日比0.29%高、S&P500種は0.38%高、ナスダック総合は0.62%高となった。米PPIは前月比0.3%低下し、前日の米CPIに続いて物価上昇圧力の緩和が確認されたことで、7月FOMCでの利上げ観測は後退している。一方、中東情勢の緊張は続いており、ブレント原油は1バレル85ドル付近で推移している。為替市場では、ドル指数が100台半ばで下げ渋り、ドル円は162円台前半で推移している。本日は米小売売上高と米失業保険申請件数を控えており、米景気の底堅さが確認されればドル円の下値を支える一方、弱い結果となれば米金利低下を通じてドルの上値が重くなる可能性もあるため、162円台を維持できるかを見極めたい。
欧州市場は、中東情勢への警戒感が残るなか、ラグジュアリー関連株の反発が支えとなり、株式市場は小幅に上昇した。STOXX600は642.84ポイントで前営業日比0.12%高となった。Richemontが好決算を受けて上昇し、ラグジュアリー株が相場を支えた一方、テクノロジー株は0.53%安となり、ドイツDAXもInfineonの下落が重しとなって0.59%安となった。為替市場では、ユーロドルは1.14ドル台半ば、ポンドドルは1.35ドル台前半で推移しており、米インフレ鈍化を受けたドル安の流れが欧州通貨を支えている。本日はユーロ圏5月貿易収支が予定されており、欧州時間はユーロドルが1.14ドル台を維持できるかを見たいところだ。
本日の指標は、18:00にユーロ圏5月貿易収支、21:15にカナダ6月住宅着工件数、21:30に米国6月小売売上高、米国前週分新規失業保険申請件数、前週分失業保険継続受給者数、米国7月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、23:00に米国7月NAHB住宅市場指数、米国6月住宅販売保留指数、米国5月企業在庫が予定されている。米小売売上高は前月比0.2%、除自動車では前月比-0.1%、新規失業保険申請件数は21.7万件が見込まれている。前日の米PPI鈍化を受けて利上げ観測が後退するなか、NY時間は米小売売上高と雇用関連指標を受けた米金利、ドル円の反応を見極めたい。
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