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2026.06.02
昨日の米国市場は、AI関連株への買いと米国・イランを巡る和平協議への期待が支えとなり、主要株価指数がそろって上昇した。ダウ工業株30種平均は51,078.88ドルで前日比0.1%高、S&P500種は7,599.96で0.3%高、ナスダック総合は27,086.81で0.4%高となり、S&P500種とナスダック総合は終値ベースで過去最高値を更新した。米5月ISM製造業景況指数は54.0と前月から上昇し、製造業の底堅さが意識された。一方、中東情勢を巡る不透明感から原油価格は上昇し、米金利やインフレ警戒も残っている。為替市場ではドルが底堅く推移し、ドル円は159円台半ばから後半、ユーロドルは1.16ドル台前半で推移した。ドル円は160.00円付近が上値抵抗、158円台後半が下値支持として意識されやすい。
欧州市場は、中東情勢の緊張が再び意識され、株式市場が下落した。STOXX600は621.24で前日比0.8%安となり、1週間ぶりの安値圏で取引を終えた。イラン情勢を巡る不透明感から原油価格が上昇し、欧州企業のコスト増やインフレ再燃への警戒感が重しとなった。一方、AI関連や一部テクノロジー株には買いも入り、下値を支える場面もあった。ユーロドルは1.16ドル台前半で推移しており、1.16ドル付近を維持できるかが焦点となりそうだ。本日はユーロ圏HICP速報値とベイリー英中銀(BOE)総裁の発言を受けて、ユーロやポンドの方向感を見極めたい。
本日の指標は、17:30に英国の4月消費者信用残高と4月マネーサプライM4、18:00にユーロ圏の5月消費者物価指数(HICP)速報値とコアHICP速報値、19:00に南アフリカの第2四半期BER企業信頼感指数、23:00に米国の4月雇用動態調査(JOLTS)求人件数とベイリー英中銀(BOE)総裁の発言が予定されている。ユーロ圏HICPは前年比3.2%、HICPコア指数は前年比2.4%が見込まれており、ECBの利上げ観測に影響しやすい。NY時間はJOLTS求人件数を受けて、米雇用市場の底堅さとドル円の160.00円付近での反応を見極めたい。
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