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2026.05.27
昨日の米国市場は、AI関連株への買いが支えとなり、S&P500種とナスダック総合が過去最高値を更新した。ダウ工業株30種平均は50,461.68ドルで前日比0.23%安となった一方、S&P500種は7,519.12で0.61%高、ナスダック総合は26,656.18で1.19%高となった。半導体関連株が相場をけん引し、フィラデルフィア半導体株指数も大きく上昇した。一方、米軍が「防衛的攻撃」と説明したイラン攻撃を受けて原油価格は上昇し、中東情勢を巡る不透明感は引き続き意識されている。為替市場では、ドル円が160円に近い水準で推移し、ユーロドルは1.16ドル台半ばで推移した。ドル円は160.00円付近が上値抵抗、158円台後半が下値支持として意識されやすい。
欧州市場は、米国とイランを巡る和平期待が後退し、株式市場が下落した。STOXX600は628.01で前日比0.6%安となり、原油価格の上昇によるインフレ懸念が重しとなった。米国の防衛的攻撃や、ルビオ米国務長官による協議には数日を要するとの発言を受けて、早期の緊張緩和期待はやや後退した。欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル専務理事が、和平が成立しても利上げが必要との見方を示したことも、欧州金利への警戒感につながった。ユーロドルは1.16ドル台半ばで底堅く推移しているが、1.17ドル付近では上値の重さも意識されやすい。本日はフランス消費者信頼感指数や米指標を受け、欧州通貨の方向感を見極めたい。
本日の指標は、15:45にフランスの5月消費者信頼感指数、20:00に米国のMBA住宅ローン申請指数、23:00に米国の5月リッチモンド連銀製造業指数が予定されている。既に発表された日本の企業向けサービス価格指数は前年比3.0%、オーストラリアCPIは前年比4.2%となり、いずれも市場予想を下回った。RBNZは政策金利を2.25%で据え置いたものの、今後の利上げ可能性が意識されている。NY時間は米製造業指標を受けて、ドル円が160.00円付近を試すのか、上値を抑えられるのかに注目したい。
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