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2026.05.14
昨日の米国市場は、4月生産者物価指数(PPI)が市場予想を大きく上回り、インフレ圧力の根強さが意識されるなかでも、AI関連株や半導体株への買いが相場を支えた。ダウ工業株30種平均は49,693.20ドルで前日比0.14%安となった一方、S&P500種は7,444.25で0.58%高、ナスダック総合は26,402.34で1.20%高となった。4月PPIは前月比1.4%、前年比6.0%となり、米金利の高止まりを意識させる内容だった。為替市場ではドルが底堅く推移し、ドル円は157円台後半、ユーロドルは1.17ドル台前半で推移した。ドル円は155円付近が下値支持、158円台から160.00円付近が上値抵抗として意識されやすい。
欧州市場は、鉱業株やテクノロジー株の上昇が支えとなり、株式市場が反発した。STOXX600は611.42で前日比0.8%高となり、基本資源株の上昇が指数を押し上げた。一方、ドイツの4月卸売物価は前年比6.3%上昇し、エネルギー価格と原材料価格の上昇による物価圧力が改めて意識された。ECBのレーン専務理事兼チーフエコノミストも、エネルギー価格の上昇がインフレに及ぼす影響に言及しており、欧州通貨は景気減速懸念と利上げ観測の間で方向感を探る展開となっている。ユーロドルは1.17ドル付近が下値支持、1.18ドル近辺が上値抵抗として意識されやすく、本日は英国GDPや米小売指標を受けた反応を見極めたい。
本日の指標は、15:00に英国の第1四半期GDP速報値、3月月次GDP、3月鉱工業生産、3月商品貿易収支、21:30に米国の4月小売売上高、4月小売売上高(除自動車)、前週分新規失業保険申請件数、4月輸入物価指数、カナダの3月卸売売上高、23:00に米国の3月企業在庫が予定されている。特に英国GDPはポンド、米小売売上高はドルと米金利の方向感を左右しやすい。NY時間は米小売売上高や雇用関連指標を受けて、ドル円が158円台を試すのか、上値を抑えられるのかに注目したい。
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