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2026.05.12
昨日の米国市場は、AI関連株への買いが相場を下支えする一方、米国とイランを巡る協議停滞による原油高がインフレ懸念につながり、主要株価指数は小幅高となった。ダウ工業株30種平均は49,704.47ドルで前日比0.19%高、S&P500種は7,412.84で0.19%高、ナスダック総合は26,274.13で0.10%高となり、S&P500種とナスダック総合は終値ベースで高値を更新した。半導体株の上昇が目立つ一方、原油高を受けて航空株などには売りも出た。為替市場では、米CPIを控えてドルが底堅さを残し、12日アジア時間にはドル円が157円台、ユーロドルが1.17ドル台後半で推移した。ドル円は155円付近が下値支持、158円台から160.00円付近が戻りの上値抵抗として意識されやすい。
欧州市場は、米国とイランを巡る協議停滞と原油高への警戒感が重しとなる一方、鉱業株の上昇が下支えとなり、株式市場は方向感に欠ける展開となった。STOXX600は612.79で前日比ほぼ横ばいとなり、高級品株が3.4%下落した一方、鉱業株は貴金属価格の上昇を背景に2.6%高となった。エネルギー価格の高止まりは欧州のインフレと成長見通しの両面で意識されやすく、ユーロドルは1.17ドル台後半で上値の重さも残る。ユーロドルは1.17ドル台半ばが下値支持、1.18ドル近辺が上値抵抗として意識されやすく、欧州時間はZEW景況感調査を受けたユーロの反応を見極めたい。
本日の指標は、14:00に日本の3月景気先行指数・一致指数速報値、15:00にドイツの4月消費者物価指数(CPI)改定値、18:00にユーロ圏の5月ZEW景況感調査とドイツの5月ZEW景況感指数、21:30に米国の4月消費者物価指数(CPI)とコアCPI、27:00に米国の4月月次財政収支が予定されている。特に米4月CPIは前年比3.7%、コアCPIは前年比2.7%が予想されており、結果次第では米金利とドルの振れが大きくなりやすい。欧州時間はZEW景況感、NY時間は米CPIを受けたドル円とユーロドルの方向感に注目したい。
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