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2026.05.11
前営業日の米国市場は、4月雇用統計が市場予想を上回ったことやAI関連株への買いが支えとなり、S&P500種とナスダック総合が終値ベースで最高値を更新した。S&P500種は7,398.93で前日比0.84%高、ナスダック総合は26,247.08で1.71%高、ダウ工業株30種平均は49,609.16ドルで0.02%高となった。4月非農業部門雇用者数は115,000人増と市場予想を上回り、失業率も4.3%で横ばいとなったことで、米労働市場の底堅さが意識された。週明けの為替市場では、米国とイランを巡る不透明感を背景にドル買いも入り、ドル円は157円台前半、ユーロドルは1.17ドル台半ばで推移した。ドル円は155円付近が下値支持、158円台から160.00円付近が戻りの上値抵抗として意識されやすい。
欧州市場は、中東情勢を巡る警戒感が再び強まり、投資家心理が圧迫されたことで株式市場が下落した。STOXX600は612.14で前日比0.7%安となり、独DAXも1.3%下落した。セクター別では、金融株や資本財株が重しとなったほか、原油高による企業収益やインフレへの影響も意識された。通貨市場では、ユーロドルが1.17ドル台半ば、ポンドドルが1.35ドル台後半で推移しており、欧州通貨はドル高圧力とエネルギー価格上昇への警戒感の間で方向感を探る展開となっている。ユーロドルは1.17ドル付近が下値支持、1.18ドル近辺が上値抵抗として意識されやすく、欧州時間は中東情勢とドルの強弱を見極めたい。
本日の指標は、10:30に発表された中国のCPIが前年比1.2%と予想の0.9%を上回り、PPIも前年比2.8%と予想の1.8%を上回る結果となった。これを受け、中国の物価動向や資源関連通貨への波及が意識されやすい。NY時間には23:00発表の米4月中古住宅販売件数を控えており、米住宅市場の底堅さやドルの方向感を見極めたい。
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