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2026.03.23
先週末の米国市場は、先日パウエル議長が利下げに慎重な姿勢を示したことを受け、米利下げ観測が後退。ドル買いが強まった結果、ドル円は159.391まで上昇した。なお、短期金融市場では、米連邦準備理事会(FRB)が10月までに利上げを実施する確率が50%へ急上昇。また、米10年債利回りは一時4.3915%前後と、昨年8月以来となる約8カ月ぶりの高水準を付け、金利上昇がドル高を後押しする流れとなった。
欧州市場は、先日の欧州中央銀行(ECB)の定例理事会を受け、市場では早期利上げ観測が強まった。ユーロ買いが優勢となる中、独10年債利回りは一時3.049%前後と2011年7月以来の水準を記録した。さらに、ナーゲル独連銀総裁は講演で、中東紛争によるエネルギーコスト急騰が欧州全体のインフレを押し上げる可能性に言及し、二次的な物価波及が顕在化した場合にはECBが行動を取る必要があるとの認識を示した。これにより市場はタカ派姿勢を意識し、短期金融市場ではECBによる年内3回の利上げが織り込まれる展開となった。
本日の指標は、21:30に米・シカゴ連銀全米活動指数、23:00に米・建設支出が予定されている。米によるイランの発電所攻撃が実行されるか注目したい。