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ポンド買いの流れが継続するか注目か

ポンド買いの流れが継続するか注目か

ポンド買いの流れが継続するか注目か

2024.08.16

今後の主な経済指標

  1. 1 米・ミシガン大学消費者信頼感指数
  2. 2 英・小売売上高

昨日の米国市場は、米商務省が7月の小売売上高を発表。結果は市場予想(0.3%)を上回り、前月比1.0%だった。市場予想を上回るのは2カ月連続。米国の個人消費はなお底堅く推移している。発表後、ドル円は147.227から149.157まで上昇。148円付近で上値が重たい状況が続いていたが、大きく上昇した。週足で2023年1月から形成していたトレンドライン上で価格が止まったため、ここからローリバの下落が入るか見極めたい。

欧州市場は、英国立統計局(ONS)が第2四半期の国内総生産(GDP)を発表。結果は市場予想と一致し、前期比0.6%増だった。年率換算では2.3%増となる。2四半期連続のプラス成長となった。発表後、ポンドドルは1.28392から1.28521まで上昇。ポンド円は188.920から189.170まで上昇。ポンド円の日足は4日連続で陽線となっている。

本日の指標は、7:45にNZ・第2四半期生産者物価指数、08:30に豪・ブロックRBA総裁の発言、15:00に英・小売売上高、21:30に米・住宅着工件数、23:00に米・ミシガン大学消費者信頼感指数が予定されている。ポンド買いの流れが継続するか注目したい。

水島 新吾(みずしま・しんご)

著者:水島 新吾(みずしま・しんご)

著者:水島 新吾(みずしま・しんご)

エネルギー商社の現地法人から外資系投資銀行への転職を機に金融の世界へ。香港、シンガポール、ロンドンで債券トレーダーとして長くキャリアを重ねる。現在は、独立系ファンドのアドバイザーを務めつつ、為替から株式、債券、商品まで幅広く手がける。ファンダメンタル分析に重きを置いた手堅いトレードが身上。

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