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2024.08.19
先週末の米国市場は、米商務省が7月の住宅着工件数を発表。結果は市場予想(133.8万件)を下回り、前月比6.8%減の123.8万件だった。これは2020年5月以来、4年2カ月ぶりの低水準となる。長引く高金利に加え、南部テキサス州などを襲ったハリケーン「ベリル」で建設活動が滞った影響を受けた。発表後、ドル円は148.023から147.614まで下落。週足では2023年1月から形成していたトレンドラインのローリバが決まった形となっている。
欧州市場は、英国立統計局(ONS)が7月の小売売上高を発表。結果は市場の予想と一致し、前月比0.5%増だった。夏場のセールやサッカーの欧州選手権(ユーロ)がデパートやスポーツ用品店での消費を促した。発表後、ポンドドルは1.28734から1.28856まで上昇。ポンドドルの週足は大きな陽線で終えている。また、ポンド円の週足は6週間ぶりの陽線となった。ポンドの強さが目立った1週間だった。
本日の指標は、8:01に英・ライトムーブ住宅価格、8:50に日・機械受注、22:15に米・ウォラーFRB理事の発言、23:00に米・景気先行指数が予定されている。今週行われるジャクソンホール会議を控えた相場の値動きに注意したい。