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2025.05.29
昨日の米国市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)が5月上旬のFOMC議事録を公表。参加者はインフレと失業率上昇のリスクを指摘しつつ、米経済の堅調さを強調。利下げなどの政策判断は見通しが明確になるまで様子見の姿勢で一致した。ドル円は、植田日銀総裁の超長期金利上昇への懸念発言で一時下落するも、日足は3日連続の陽線を記録した。
オセアニア市場は、豪・統計局が4月の消費者物価指数(CPI)を発表。結果は前年比2.4%上昇し、伸び率は前月と横ばいながら市場予想(2.3%)を上回った。保険料や休暇費用の上昇がガソリン価格の下落を相殺した。一方、NZ準備銀行は政策金利を0.25%引き下げ、3.25%とした。6会合連続の利下げで、市場予想通りとなった。景気下支えや貿易摩擦の影響軽減が目的。中銀は今後の利下げについて、従来よりやや大きな幅を見込む見通しも示した。
本日の指標は、6:10にNZ・ホークスビーRBNZ総裁の発言、21:30に加・第1四半期経常収支、米・新規失業保険申請件数、25:00に米・週間原油在庫、27:00に米・クーグラーFRB理事の発言、28:00に英・ベイリーBOE総裁の発言が予定されている。円売りの流れが継続するか注目したい。