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2026.06.16
昨日の米国市場は、米イラン暫定合意を受けた原油安でインフレ警戒が和らぎ、主要株価指数はそろって上昇した。ダウ工業株30種平均は51,671.03ドルで前営業日比0.92%高となり、過去最高値を更新した。S&P500種は7,554.29で1.65%高、ナスダック総合は26,683.94で3.07%高となった。原油価格の下落を受けてハイテク株が買われ、フィラデルフィア半導体株指数も大きく上昇した。為替市場では、ドル指数が10日ぶり安値圏で推移する一方、日銀の利上げ後も円買いは続かず、ドル円は160.20円台で推移している。160.00円付近では日本当局による円買い介入への警戒感が残りやすく、同水準を維持できるかが焦点となりそうだ。
欧州市場は、米イラン暫定合意による原油安とリスク選好の流れを受け、株式市場が上昇した。STOXX600は前営業日比0.2%高となり、過去最高値を更新した。銀行株や自動車株が相場を支えた一方、原油安を受けてエネルギー株は下落した。為替市場では、ドル安を背景にユーロドルが1.15ドル台後半で推移しているが、前日に付けた1.16ドル台前半からはやや上値が重くなっている。本日はドイツとユーロ圏の6月ZEW景況感調査が予定されており、景況感の改善がユーロの下支えとなるかを見たいところだ。
本日の指標は、11:00に中国の5月小売売上高と5月鉱工業生産が発表され、小売売上高は前年比0.6%減、鉱工業生産は前年比4.5%増となった。13:30には豪準備銀行が政策金利を4.35%で据え置き、日銀は政策金利を1.00%へ引き上げた。今後は15:30に内田日銀副総裁の会見、18:00にドイツとユーロ圏の6月ZEW景況感調査、21:30に米国の5月住宅着工件数と5月建設許可件数、5月輸入物価指数、5月輸出物価指数が予定されている。NY時間は米住宅・生産関連指標を受けてドル円が160円台を維持できるか、欧州時間はZEW景況感を受けたユーロの反応を見極めたい。
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