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2024.12.05
昨日の米国市場は、米サプライマネジメント協会(ISM)が11月の米非製造業景況感指数を発表。結果は市場予想(55.6)を下回り52.1と、前月から3.9ポイント低下し、3カ月ぶりの低水準となった。新規受注や雇用指数の低下が見られ、サービス業の勢いが減退している。次期トランプ政権による関税強化への不安が要因の一つとされている。サービス業は米経済の大部分を占めるため、景気の先行きに懸念が広がっている。
欧州市場は、英・中銀(イングランド銀行)のベイリー総裁が英紙FTのイベントで発言。インフレ低下が定着しており、来年に4回の段階的な利下げの可能性が高いと述べた。インフレ率が一時的に目標を下回った後、再び目標を上回る可能性があると指摘。さらに、次期トランプ政権の保護主義政策がインフレに与える影響は、他国や為替レートの反応によって変動し、予測は容易ではないとの認識を示した。
本日の指標は、9:30に豪・貿易収支、10:30に日・中村日銀審議委員の発言、18:30に英・建設業PMI、22:30に米・新規失業保険申請件数、24:00に加・Ivey購買部協会指数が予定されている。米・新規失業保険申請件数の結果に注目したい。