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2025.10.17
昨日の米国市場は、フィラデルフィア連銀が10月の製造業景気指数を発表。結果は-12.8と、市場予想(10.0)を大きく下回り、ドル売りが先行した。一方、米中貿易摩擦の激化懸念や米地銀の融資問題への不安も重なり、米国株は高寄り後に急失速。ザイオンズ・バンコーポレーションやウエスタン・アライアンス・バンコープが融資不正を巡る訴訟で大幅安となり、金融株全般が売られた。一時170ドル上昇していたダウ平均は反落し、終盤には470ドル超下落した。
欧州市場は、英国立統計局(ONS)が発表した8月の国内総生産(GDP)は前月比0.1%増で、市場予想と一致した。フランスの政治不安が和らいだことや、米10年債利回りが約半年ぶりに3.9669%前後まで低下したことを受け、ユーロ買い・ドル売りが進行。これによりユーロドルは1.16941まで上昇した。
本日の指標は、15:35に日・内田日銀副総裁の発言、18:00に欧・消費者物価指数【改定値】、18:35に英・ピルMPC理事の発言、25:15に米・ムサレム:セントルイス連銀総裁の発言が予定されている。米・住宅着工件数などの発表は延期予定。日・内田日銀副総裁の発言に注目したい。