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2025.04.18
昨日の米国市場は、米労働省が4月12日までの1週間の新規失業保険申請件数を発表。結果は市場予想(22万5,000件)を下回り、21万5,000件だった。前週比では9,000件減となり、労働市場の安定を示した。ただし、関税を巡る不透明感により、企業は雇用拡大に慎重な姿勢を見せている。一方、トランプ大統領がウォーシュ元FRB理事をパウエル議長の後任に検討していると報じられたが、市場の反応は限定的だった。
欧州市場は、欧州中央銀行(ECB)は主要政策金利である預金金利を0.25%引き下げ、2.25%とした。これで利下げは6会合連続、過去1年で7回目となる。声明では「不確実性の高まりが家計や企業の信頼感を低下させ、貿易の緊張が市場の反応を通じて資金調達を引き締める恐れがある」とし、経済見通しの下振れリスクを強調した。一方、海外の主要市場が明日からイースター休暇入りするため、昨日のユーロドルは流動性が薄く、方向感に乏しい展開だった。
本日の指標は、8:30に日・全国消費者物価指数、24:00に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言が予定されている。グッドフライデーで各国市場が休場となる中、予期せぬ値動きに警戒したい。