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2024.08.12
先週末の米国市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン理事が「インフレの上振れリスクと労働市場の持続的強さが見られる」と発言。連邦公開市場委員会(FOMC)の次回9月会合で利下げを支持する用意がない可能性を示唆した。また、ドル円の週足は下ヒゲの長い陽線で終えていることから、円安相場が終わったとは断定するのは難しい。今後、140円台でのレンジ相場になることも想定した上で取引していきたい。
欧州市場は、独・連邦統計庁が7月の消費者物価指数(CPI)を発表。結果は市場の予想通りの前月比0.3%だった。発表後、ユーロドルは1.09175から1.09253まで上昇。一方、ユーロドルの週足は上ヒゲの長い陽線で終えており、三角持ち合いの上限に反発されている形となっている。このまま三角持ち合いを上抜けするのか、または反発下落となるか、今週の動きで見極めていきたい。
本日の指標は、11:00に豪・ハウザーRBA副総裁の発言、15:00に独・卸売物価指数(WPI)、21:30に加・住宅建設許可、27:00に米・財政収支が予定されている。日本は祝日の振替のため休場。日本が休場中にクロス円がどのような反応を見せるのか注目したい。