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2025.02.24
先週末の米国市場は、S&Pグローバルが2月の製造業PMI速報値を発表。結果は51.6と予想(51.5)を若干上回ったが、サービス部門PMI速報値は49.7と予想(53.0)を大幅に下回り、景気の分岐点である50を割り込んだ。これを受けて米長期金利が低下し、ドル売りが先行。米経済指標の低迷による景気懸念が広がり、ダウ平均は一時820ドル超下落。さらにリスク回避の円買いを誘発し、ドル円は昨年12月3日以来の安値となる148.920を記録した。
欧州市場は、2月のユーロ圏HCOB総合PMI速報値の結果は、市場予想(50.5)を下回り50.2と、1月と同水準だった。景気拡大・縮小の境界線をかろうじて上回ったものの、需要低迷が深刻化している。一方、英国統計局(ONS)が1月の小売売上高を発表。結果は前月比1.7%増と市場予想(0.3%)を大幅に上回り、昨年5月以来の高い伸びを記録。発表後、ポンドドルは1.26782まで上昇した。
本日の指標は、6:45にNZ・第4四半期小売売上高、18:00に独・IFO景況指数、19:00に欧・消費者物価指数が予定されている。日本は祝日で休場。独・総選挙明けの値動きに注目したい。