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2024.09.04
昨日の米国市場は、米供給管理協会(ISM)が8月の製造業景気指数を発表。結果は市場予想(47.5)を下回り、47.2だった。雇用が若干改善し、8カ月ぶり低水準だった7月の結果からは上昇となった。発表後、ドル円は145.107から145.675まで上昇。昨日のドル円は、日本銀行の植田和男総裁による「引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整する」という発言を受け、円買いの流れとなった。
オセアニア市場は、豪・統計局が第2四半期の経常収支を発表。結果は市場予想(59億豪ドル)よりもかなり大幅な赤字となり、経常赤字は107億豪ドルだった。過去6年間で最大の赤字となった。コモディティー(商品)価格の下落が貿易収支を圧迫したほか、海外への配当金や債務利子の支払いが膨らみ、所得収支が悪化した。発表後、豪ドル米ドルは0.67845から0.67742まで下落。
本日の指標は、10:30に豪・第2四半期GDP、18:00に欧・生産者物価指数、21:30に米・貿易収支、22:45に加・BOC政策金利&声明発表、23:00に米・JOLTS求人が予定されている。加・BOC政策金利が利下げ確実視されているが、追加利下げを示唆するか注目したい。
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