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2024.09.05
昨日の米国市場は、米労働省が7月の雇用動態調査(JOLTS)を発表。結果は市場予想(810万件)を下回り、767万3,000件だった。3年半ぶりの低水準となった。この結果を受け、米国債相場は短期債を中心に大幅上昇。2・10年債利回りが一時、順イールドに戻った。米経済が悪化の瀬戸際にある兆候だと市場参加者の一部では受け止められており、大幅利下げ観測が強まった。発表後、ドル円は144.783から144.033まで下落。
オセアニア市場は、豪・統計局が第2四半期の実質国内総生産(GDP)を発表。結果は市場予想(0.3%増)を下回り、前期比0.2%増だった。市場参加者の間では、所得税減税と補助金が今年後半の回復を支援するが、大幅な改善は期待できないとの声が上がっている。発表後、豪ドル米ドルは0.66945から0.67061まで上昇。日足は20SMAで反発された形となった。
本日の指標は、10:30に豪・貿易収支、17:30に英・建設業PMI、21:15に米・ADP雇用統計、21:30に米・新規失業保険申請件数、23:00に米・ISM非製造業景況指数が予定されている。米・指標ラッシュの値動きに注意したい。