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2026.05.20
昨日の米国市場は、原油価格の高止まりと米長期金利の上昇を受けたインフレ懸念が重しとなり、主要株価指数がそろって下落した。ダウ工業株30種平均は49,363.88ドルで前日比0.65%安、S&P500種は7,353.61で0.67%安、ナスダック総合は25,870.71で0.84%安となった。米10年債利回りは一時4.687%と2025年1月以来の高水準を付け、ハイテク株を中心に売りが出た。為替市場では、米利上げ観測と中東情勢を巡る不透明感を背景にドルが買われ、ドル指数は99.30付近まで上昇した。ドル円は159円付近で推移しており、160.00円付近が上値抵抗、157円台後半から158円台が下値支持として意識されやすい。
欧州市場は、米国によるイラン攻撃計画の一時停止や和平提案への期待が支えとなり、株式市場は小幅に上昇した。STOXX600は611.34で前日比0.2%高となったものの、原油価格が高止まりし、ドイツ国債利回りが15年ぶりの高水準付近で推移したことで上値は限られた。セクター別では食品・飲料やヘルスケアなどディフェンシブ株が買われた一方、半導体関連株には利益確定売りも見られた。ユーロドルは1.16ドル台前半、ポンドドルは1.33ドル台後半で推移しており、欧州通貨は米金利上昇によるドル高圧力を受けやすい。ユーロドルは1.16ドル付近が下値支持、1.17ドル台前半が上値抵抗として意識されやすく、本日はユーロ圏HICP改定値やBOE総裁発言を受けた反応を見極めたい。
本日の指標は、17:00に南アフリカの4月消費者物価指数(CPI)、18:00にユーロ圏の4月消費者物価指数(HICP)改定値とHICPコア指数改定値、20:00に米国のMBA住宅ローン申請指数と南アフリカの3月小売売上高、22:15にベイリー英中銀(BOE)総裁の発言、27:00に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が予定されている。ユーロ圏HICPは前年比3.0%、コア指数は前年比2.2%が見込まれており、改定値に大きな変更があるか確認したい。NY時間はFOMC議事要旨を受けて、利上げ観測や米金利、ドル円の方向感を見極めたい。