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2025.05.07
昨日の米国市場は、米商務省が3月の貿易赤字を発表。結果は前月比14.0%増の1,405億ドルと過去最大を記録。関税導入を前に企業の駆け込み輸入が加速したことが背景にある。輸入は4.4%増の4,190億ドル、財(モノ)の輸入は5.4%増の3,468億ドルと共に過去最大。一方、輸出も0.2%増の2,785億ドルと最大を更新。米関税政策への懸念が強まる中、ダウ平均は一時450ドル超下落。リスク回避の円買い・ドル売りが優勢となり、ドル円は142.350まで下落した。
欧州市場は、独・議会の第2回首相指名投票でキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)のメルツ氏が首相に選出され、政局不安の後退を受けてユーロ買いが先行。米長期金利の低下も加わり、ユーロドルは1.13810まで上昇した。一方、S&Pグローバルが発表した4月独HCOBサービス業PMI改定値は49.0と前月の50.9から低下した。
本日の指標は、7:45にNZ・第1四半期失業率、17:30に英・建設業PMI、27:00に米・FOMC政策金利&声明発表、27:30に米・パウエルFRB議長の記者会見が予定されている。米・FOMC政策金利が予定通り据え置きとなるか注目したい。