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2024.09.17
昨日の米国市場は、NY連銀が製造業景気指数を発表。結果は市場予想(-4.0)を大きく上回り11.5だった。昨年11月以来のプラスに改善した。21年12月来で最高。発表後、ドル円は139.800から140.443まで上昇。一方、イスラエルに向けて発射されたミサイルにより紛争の拡大が懸念されたり、二度目のトランプ前大統領の暗殺未遂報道など、FOMCを目前にネガティブな報道が重なり、ドル売りが進行している。
アジア市場は、日が祝日で休場の中、円高が進行し、ドル円は一時139円576まで下落。これは昨年7月以来の水準で、年初来の最安値を更新した。アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)が今週の会合で大幅な利下げに踏み切るとの観測から、円買いドル売りが強まっている。市場では0.25%の利下げ予想が主流だったが、一部では0.5%の利下げも報じられ、日米の金利差縮小が意識されている。
本日の指標は、18:00に独・ZEW景況感調査、21:30に加・消費者物価指数、米・小売売上高、22:15に米・鉱工業生産、26:00に米・20年債入札、翌7:45にNZ・第2四半期経常収支 が予定されている。米・FOMCを控えた相場の値動きに注意したい。