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米・FOMC政策金利の発表内容に注目か

米・FOMC政策金利の発表内容に注目か

米・FOMC政策金利の発表内容に注目か

2024.09.18

今後の主な経済指標

  1. 1 英・消費者物価指数
  2. 2 米・FOMC政策金利

昨日の米国市場は、米商務省が8月の小売売上高を発表。結果は市場予想(0.2%減)を上回り、前月比0.1%増と2カ月連続でプラスを記録し、米の消費活動が底堅いことが示された。また、WSJニック記者による「0.25%利下げの可能性が高まった」という内容のツイートが市場に影響を与え、ドル買い注文が入ったこともあり、昨日のドル円は140.318から142.469まで上昇した。

欧州市場は、独・欧州経済研究センター(ZEW)が景況感指数を発表。結果は市場予想(17.0)を大幅に下回り3.6と、前月の19.2から急低下した。昨年10月以来の低水準となる。また、現状指数もマイナス84.5と、予想のマイナス80.0を下回った。発表後、ユーロドルは1.11444から1.11365まで下落。

本日の指標は、15:00に英・消費者物価指数、21:30に米・住宅着工件数、23:30に米・週間原油在庫、27:00に米・FOMC政策金利&声明発表、米・FRB政策金利・経済見通し(SEP)発表、27:30に米・パウエルFRB議長の記者会見が予定されている。米・FOMC政策金利の利下げ幅が0.25%か0.50%のどちらになるか、発表内容に注目したい。

水島 新吾(みずしま・しんご)

著者:水島 新吾(みずしま・しんご)

著者:水島 新吾(みずしま・しんご)

エネルギー商社の現地法人から外資系投資銀行への転職を機に金融の世界へ。香港、シンガポール、ロンドンで債券トレーダーとして長くキャリアを重ねる。現在は、独立系ファンドのアドバイザーを務めつつ、為替から株式、債券、商品まで幅広く手がける。ファンダメンタル分析に重きを置いた手堅いトレードが身上。

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