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2024.08.21
昨日の米国市場は、ボウマンFRB理事がアラスカ州アンカレッジで開催されたアラスカ銀行協会で発言。「インフレの上振れリスクは依然として存在するものの、物価上昇率がさらに鈍化すれば、FRBが段階的に金利を引き下げるのは適切になる」とした。昨日のドル円は147.344から145.195まで下落。一方、雇用統計の大幅下方修正懸念により、今週開かれるジャクソンホール講演に影響が出るのではないかという声も市場では広がっている。
欧州市場は、独・連邦統計庁が7月の生産者物価指数(PPI)を発表。結果は市場予想(0.1%)を上回る、前月比0.2%だった。一方、欧州連合(EU)統計局が7月のユーロ圏消費者物価指数を発表。結果は市場予想通りの前年比2.6%だった。以上の2つの指標発表後、ユーロドルの値動きにほとんど影響がなく、欧州時間は1.10717から1.10888の小幅な値動きに終わった。
本日の指標は、8:50に日・貿易収支、9:30に豪・ウエストパック景気先行指数、23:30に米・週間原油在庫、26:00に米・20年債入札、27:00に米・FOMC議事録公表が予定されている。米・FOMC議事録公表の内容に注目したい。