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2024.08.01
昨日の米国市場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)は予定通り、政策金利を5.25-5.50%に据え置くことを決定した。据え置きは8会合連続。声明では、インフレを巡り改善を指摘したものの、依然まだ高いとし、利下げには目標に戻るさらなる確信が必要とした。ドル円の先月の月足は161.951から149.606までの非常に大きな陰線で終えている。
アジア市場は、日・日銀は金融政策決定会合で政策金利を0.25%程度に引き上げることを決めた。3月にマイナス金利を解除して以来の利上げとなる。発表後、ドル円は151.594まで下落するも、たった4分で153.889まで反発上昇した。午後からの会見で植田和男総裁は利上げについて「物価安定目標の持続的・安定的な実現という観点から、金融緩和度合いを調整することが適切だと判断した」と発言。その後、再び下落の流れとなった。
本日の指標は、10:30に豪・貿易収支、20:00に英・BOE政策金利&声明発表、20:30に英・ベイリーBOE総裁の記者会見、21:30に米・新規失業保険申請件数、23:00に米・ISM製造業景況指数、が予定されている。英・政策金利が予想通り利下げされるのか注目したい。