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米・小売売上高の結果に注目か

米・小売売上高の結果に注目か

米・小売売上高の結果に注目か

2024.07.16

今後の主な経済指標

  1. 1 加・消費者物価指数
  2. 2 米・小売売上高

昨日の米国市場は、ニューヨーク連銀が製造業景況指数を発表。結果は市場予想(-8.0)を上回り、-6.6だった。ただ、6月(-6.0)から悪化したことを受け、ドル売りの流れとなった。金/米ドルは先週の高値を超え、2,439.855まで上昇。買いの勢いが増しているビットコイン/米ドルは63,874まで上昇した。また、パウエル議長が「過去3回のインフレ指標は信頼性を高める」と発言。ドル円は157.156まで下落するも、その後円が急騰した。

欧米市場は、スイス・連邦統計局が6月の生産者輸入価格を発表。結果は前月比0.0%と、前回値の-0.3%から上昇した。発表後、米ドルスイスフランは0.89599から0.89461まで下落。また、欧州連合(EU)統計局が欧・鉱工業生産を発表。結果は市場予想(-1.0%)を上回り、-0.6%だった。なお、ユーロドルは3週連続の窓開けスタートとなっている。

本日の指標は、13:30に日・第三次産業活動指数、15:45に仏・経常収支、18:00に独・ZEW景況感調査、欧・ZEW景況感調査、21:30に加・消費者物価指数、米・小売売上高が予定されている。米・小売売上高の結果に注目したい。

水島 新吾(みずしま・しんご)

著者:水島 新吾(みずしま・しんご)

著者:水島 新吾(みずしま・しんご)

エネルギー商社の現地法人から外資系投資銀行への転職を機に金融の世界へ。香港、シンガポール、ロンドンで債券トレーダーとして長くキャリアを重ねる。現在は、独立系ファンドのアドバイザーを務めつつ、為替から株式、債券、商品まで幅広く手がける。ファンダメンタル分析に重きを置いた手堅いトレードが身上。

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