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2024.06.13
昨日の米国市場は、米労働省が消費者物価指数(CPI)を発表。結果は市場予想(0.1%)を下回り、前月比横ばいのゼロ成長だった。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)は、2024年の利下げ回数についてわずか1回と予想し、2025年により多くの利下げを行うとの見通しを示した。ドル円はCPI後に155.716まで下落、FOMC後に156.901まで上昇と、日足の一目均衡表の雲に反発される形となった。
欧州市場は、英・国立統計局(ONS)が国内総生産(GDP)を発表。結果は前月比横ばいのゼロ成長だった。サービス業が好調だったが、建設業や製造業が低迷した。選挙を控えたスナク政権にとっては悪材料となる。発表後、ポンド円は200.508から200.311まで下落した。しかし、その後は今年度の最高値を更新し、200.927まで上昇した。
本日の指標は、10:30に豪・失業率、19:00に欧・鉱工業生産、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・生産者物価指数、25:00に米・イエレン財務長官の発言、米・NY連銀総裁の発言、26:00に米・30年債入札が予定されている。CPI・FOMC後の米ドルの値動きを注視したい。