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2025.08.18
先週末の米国市場は、米商務省が7月小売売上高を発表。結果は市場の予想通り前月比0.5%増となった。自動車需要の堅調や新学期商戦の早期開始が寄与したが、労働市場減速を背景に第3四半期の個人消費鈍化が懸念される。一方、米ミシガン大学が8月の消費者信頼感指数速報値を発表。結果は58.6と予想外に低下。関税措置による物価上昇の懸念が重しとなった。
欧州市場は、独・長期金利上昇を背景にユーロ買い・ドル売りが優勢となった。また、米長期金利低下局面ではユーロドルは一時1.17154まで上昇し、前日高値に並んだ。一方、米アラスカ州アンカレジでトランプ米大統領とプーチン露大統領が会談を行った。両首脳の直接会談はロシアのウクライナ侵攻後初。プーチン大統領が「ウクライナ東部2つの州の譲渡」を条件つきで要求したことを受けて、トランプ大統領がウクライナなどに受け入れるよう促したことが分かった。
本日の指標は、8:01に英・ライトムーブ住宅価格、13:30に日・第三次産業活動指数、18:00に欧・貿易収支、21:15に加・住宅着工件数、23:00に米・NAHB住宅市場指数が予定されている。ポンド買いが継続するか注目したい。