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加・消費者物価指数の結果に注目か

加・消費者物価指数の結果に注目か

加・消費者物価指数の結果に注目か

2025.08.19

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今後の主な経済指標

  1. 1 加・消費者物価指数
  2. 2 米・住宅着工件数

昨日の米国市場は、全米住宅建設業者協会(NAHB)が8月の住宅建設業者指数を発表。結果は市場予想(34)を下回り32と予想外に低下し、2022年12月以来、2年8カ月ぶりの低水準となった。一方、米長期金利上昇により円売り・ドル買いが進行し、ドル円は147.985まで上昇。市場ではジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演を前に、一方向の持ち高調整は限定的との見方が広がった。

欧州市場は、米ウクライナ会談を控え、ユーロ売り・ドル買いが先行し、ユーロドルは1.16559まで下落した。その後、トランプ米大統領はホワイトハウスでゼレンスキー大統領や欧州諸国の首脳らと会談し、米国としてウクライナの長期的安全保障を支援する考えを表明。また、ロシアのプーチン大統領との電話協議のため会談を中断したとのニュースも報じられた。このままウクライナ紛争が停戦へ向かうか注視したい。

本日の指標は、7:45にNZ・第2四半期生産者物価指数、9:30に豪・ウエストパック消費者信頼感指数、21:30に加・消費者物価指数、米・住宅着工件数、27:10に米・ボウマンFRB副議長の発言が予定されている。加・消費者物価指数の結果に注目したい。

水島 新吾(みずしま・しんご)

著者:水島 新吾(みずしま・しんご)

著者:水島 新吾(みずしま・しんご)

エネルギー商社の現地法人から外資系投資銀行への転職を機に金融の世界へ。香港、シンガポール、ロンドンで債券トレーダーとして長くキャリアを重ねる。現在は、独立系ファンドのアドバイザーを務めつつ、為替から株式、債券、商品まで幅広く手がける。ファンダメンタル分析に重きを置いた手堅いトレードが身上。

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