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原油高でアジア株軟調、米金利上昇への警戒続く

原油高でアジア株軟調、米金利上昇への警戒続く

原油高でアジア株軟調、米金利上昇への警戒続く

2026.09.28

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今後の主な経済指標

  1. 1 日銀・金融政策決定会合議事要旨
  2. 2 ラガルドECB総裁の発言

前営業日の米国市場では、S&P500が0.51%高、NASDAQが0.48%高、NYダウが0.93%高となり、主要3指数がそろって上昇した。MicrosoftをはじめとするAI関連株への買いが相場を支え、情報技術セクターが上昇を牽引した。米10年債利回りは一時5.23%付近と2007年以来の高水準まで上昇したものの、その後は5.16%付近まで低下した。高金利への警戒が続くなかでも、強い企業投資やAI需要への期待が株式市場を支える構図となっている。

週明けのアジア市場は軟調となっている。米国とイランの停戦協議を巡る不透明感からBrent原油が1%超上昇し、106ドル付近へ値を伸ばしたことでインフレ懸念が再び強まった。韓国株は大きく下落し、日本を除くアジア太平洋株指数も軟調となる一方、日経平均は比較的底堅く推移している。米30年債利回りも5.5%付近と2004年以来の高水準にあり、原油と長期金利の上昇が株式市場の重しとなっている。

本日は日銀の7月会合議事要旨が公表され、複数の政策委員が物価上振れリスクへの警戒を強め、一部ではより早い利上げを求める意見も確認された。また、8月企業向けサービス価格指数は前年比3.7%と2年超ぶりの高い伸びとなった。欧州ではラガルドECB総裁の発言も予定されている。週初は原油価格と債券利回りが再び上昇しており、株式市場ではハイテク株を中心に高金利への耐性が試される展開となりそうだ。

水島 新吾(みずしま・しんご)

著者:水島 新吾(みずしま・しんご)

著者:水島 新吾(みずしま・しんご)

エネルギー商社の現地法人から外資系投資銀行への転職を機に金融の世界へ。香港、シンガポール、ロンドンで債券トレーダーとして長くキャリアを重ねる。現在は、独立系ファンドのアドバイザーを務めつつ、為替から株式、債券、商品まで幅広く手がける。ファンダメンタル分析に重きを置いた手堅いトレードが身上。

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