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2025.08.22
昨日の米国市場は、米労働省が8月16日までの1週間の新規失業保険申請件数を発表。結果は23万5,000件と前週比1万1,000件増加し、5月下旬以来約3カ月ぶりの大幅な伸びを記録した。レイオフの加速により労働市場の軟化懸念が強まった。一方、米S&Pグローバルが発表した8月の米総合PMI速報値は55.4と前月の55.1から上昇。また、製造業PMIは53.3と前月の49.8から急上昇し、2022年5月以来の水準を回復した。この結果を受け、ドル円は148.406まで上昇した。
欧州市場は、S&Pグローバルが8月の独・HCOB総合PMI速報値を発表。結果は50.9と7月の50.6から上昇し、5カ月ぶりの高水準となった。市場予想(50.2)も上回り、製造業の新規受注増加が寄与した。一方、英の8月総合PMI速報値は53.0と前月改定値51.5から上昇し、昨年8月以来の水準を記録した。サービス部門が好調で、市場予想(51.6)を大きく上回った。
本日の指標は、8:30に日・全国消費者物価指数、15:00に独・第2四半期GDP【改定値】、21:30に加・小売売上高、23:00に米・パウエルFRB議長の発言が予定されている。米・パウエルFRB議長の発言に注目したい。