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2025.05.12
先週末の米国市場は、トランプ大統領が「中国に対し80%の関税が適切」と発言したことや、米10年債利回りの低下も重なり、ドル円は上値の重い展開となった。また、市場では日銀の早期利上げ観測が後退し、米の早期利下げ観測も後退していることから、円売り・ドル買いが出やすいとの見方もある。一方、米中はスイス・ジュネーブで関税協議を開始。トランプ大統領は「多くの合意があった」とSNSで評価し、対立緩和の兆しが意識された。
欧州市場は、英・イングランド銀行のベイリー総裁がレイキャビク経済会議にて、世界経済の先行きは依然不透明で予測が難しいと指摘。また、米英貿易合意を良いニュースとしつつも、「多くの英国製品には依然高関税が適用されている」と述べた。一方、メルツ独首相とトランプ米大統領の電話会談で貿易紛争の早期解決が確認され、米独関係の改善期待が高まる中、独DAXは買い優勢となり、史上最高値を更新した。
本日の指標は、8:50に日・貿易収支、17:00に英・ロンバルデッリBOE副総裁の発言、23:25に米・クーグラーFRB理事の発言、27:00に米・財政収支が予定されている。米中閣僚級関税協議に対する市場の反応に注目したい。
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