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豪・RBA政策金利が据え置きとなるか注目か

豪・RBA政策金利が据え置きとなるか注目か

豪・RBA政策金利が据え置きとなるか注目か

2024.08.06

今後の主な経済指標

  1. 1 豪・RBA政策金利
  2. 2 米・貿易収支

昨日の米国市場は、米サプライマネジメント協会(ISM)が7月の米非製造業(サービス業)景況感指数を発表。結果は市場予想(51.1)を上回り、51.4だった。好不況の分かれ目となる50を2カ月ぶりに上回った。昨日のドル円は一時141.684まで下落したが、発表後は144.892まで上昇した。ビットコイン/米ドルは58,280から一時49,577まで下落し、今年2月ぶりに50,000を下回った。

欧州市場は、S&Pグローバルが7月の英・サービス部門購買担当者景気指数(PMI)を発表。結果は52.5と、前月の52.1から上昇した。先月の総選挙で労働党が勝利したことを受けて楽観的な見方が強まり、新規事業が急増し、雇用は1年強ぶりの高水準を記録した。発表後、1.28087から1.27561まで下落。一方、英各地で騒乱が相次ぎ、150人以上が逮捕されたことから、市場ではポンドへの警戒感が高まる可能性がある。

本日の指標は、13:30に豪・RBA政策金利&声明発表、15:00に独・製造業受注、17:30に英・建設業PMI、21:30に米・貿易収支、翌7:45にNZ・第2四半期失業率が予定されている。豪・RBA政策金利が予想通り据え置きとなるか注目したい。

水島 新吾(みずしま・しんご)

著者:水島 新吾(みずしま・しんご)

著者:水島 新吾(みずしま・しんご)

エネルギー商社の現地法人から外資系投資銀行への転職を機に金融の世界へ。香港、シンガポール、ロンドンで債券トレーダーとして長くキャリアを重ねる。現在は、独立系ファンドのアドバイザーを務めつつ、為替から株式、債券、商品まで幅広く手がける。ファンダメンタル分析に重きを置いた手堅いトレードが身上。

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