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2024.07.24
昨日の米国市場は、全米不動産協会(NAR)が6月の中古住宅の販売件数を発表。結果は市場予想(395万戸)を下回り、前月から5.4%減少の389万戸で、4カ月連続の減少となった。ローン金利高騰により供給が不足してきた中、需要も落ち始めている。一方、昨日のユーロドルは1.08967から1.08437まで下落、豪ドル米ドルは0.66459から0.66112まで下落と、依然としてドルが強い流れは続いている。
アジア市場は、日・日銀は定例の国債買い入れオペを通知。買い入れ額は全ての年限で据え置いた。一方、自民党の茂木幹事長は、「過度な円安は日本経済にとってマイナスなのは明らか。段階的な利上げの検討も含めて金融政策を正常化する方針をもっと明確に打ち出す必要がある」と発言。来週日銀が開く金融政策決定会合で国債買い入れの大幅減額や追加利上げに踏み切ることへの警戒感が一段と高まっている。
本日の指標は、16:30に独・製造業PMI、17:00に欧・製造業PMI、17:30に英・製造業PMI、22:45に加・BOC政策金利、米・製造業PMI、23:00に米・新築住宅販売件数が予定されている。欧州各国の指標発表の結果に注目したい。