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2024.06.20
昨日の欧州市場は、英国立統計局(ONS)が5月の消費者物価指数(CPI)を発表。結果は市場予想と一致し、前年同月比2.0%上昇とインフレが鈍化した。約3年ぶりにイングランド銀行(中央銀行)が目標とする2%に戻った。発表後、ポンドドルは1.27017から先週の週足の始値である1.27234付近まで上昇した。なお、イングランド銀行は本日金利決定を発表するが、市場では据え置きが予想されており、利下げ開始は8月になると推測されている。
アジア市場は、日・日本銀行が4月の金融政策決定会合の議事要旨を公表した。「適時適切に政策金利を引き上げていくことが必要」と、物価の上振れリスクなどから追加利上げに前向きな意見が相次いだ。ドル円は157.925から157.601まで下落したものの、夕方からは円売り注文が入り158.027まで上昇した。また、米は祝日のため休場だった。
本日の指標は、7:45にNZ・第1四半期GDP、16:30にスイス・SNB政策金利、17:00にスイス・ジョーダンSNB総裁の記者会見、20:00に英・BOE政策金利、21:30に米・新規失業保険申請件数が予定されている。英・BOE政策金利が予定通りの据え置きとなるか注目したい。